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聞き手市場

昨日、あるジャンルの方とお話をする機会がありました。
そのジャンルの資料は、古典の教科書や学術書同様、万人(たとえば子供)にわかってもらうための説明材料が不足しています。
古典の教科書でしたら、現代語訳、難解語句の解説が必須です(だから教科書ガイドを薦めているのですが)。
ですから、その専門用語がほとんどの資料を説明されても、「分かりにくい。なぜ、子供でもわかるような説明を下につけておかないのか。そうすれば、もっとたくさんの人に理解してもらえるのに。」と注文をつけておきました。

ところで、万葉集は漢字だけで書かれています。
万葉仮名(ひらがなやカタカナのような使い方をされ、音を表すだけの漢字。当て字のようなもの)だけで書かれた歌と、訓読みの漢字と万葉仮名を組み合わせて書かれた歌に大きく分かれます。
前者は、農民や兵士(東歌や防人の歌)などの下流階級の歌。
後者は、天皇や貴族・役人などの上流階級の歌。
農民や兵士は、漢字の読み書きはできないのがほとんど。
ですから、万葉集を記したのは、漢字の読み書きができる支配階級。
表記の仕方で、すでに二重構造の階級分けがなされていたと言えます。
このことは、大学の一般教養の国語学のレポートで述べました。

漢字や漢文の素養がエリートの必須条件であったのは、ご存知と思います。
今のエリートは、カタカナ語・外国語が必須条件でしょうね。
潜在しているエリート意識が、平気で漢字だらけやカタカナだらけのものを相手に渡して、説明する(教える)スタイルができたのでしょう。
しかし、今は、話し手市場ではなく、聞き手市場なのです。
聞き手がわかるように、話し手が努力しなければ、アウトなのです。
仲間内にしか通じない法律用語、官僚用語、業界用語、学術用語、専門用語、IT用語、隠語などを多用するのは、一般の聞き手に伝える場合は、慎むべきでしょう。
もしくは、ふりがなや、語句の説明などをしっかりつけた資料をつけるべきなのです。

選挙の広報や、マニフェスト(公約、わかりやすく言い換えれば「有権者(ゆうけんしゃ)へのお約束(やくそく)」)を作成する場合も、同じ工夫が必要だと思いますね。

| わかりやすい表現 | 21:15 | - | - |

優先順位

1位:元気(生命)2位:生活(家庭・家族)3位:学力(実力)4位:成績5位:合格

  1. 何とかなる、生命があれば。
  2. 何とかなる、家族がいれば。
  3. 何とかなる、実力があれば。
  4. 成績は後から付いてくる。
  5. 合格も後から付いてくる。
累計